山形経済同友会の1月例会が1月14日(木)に山形グランドホテルで石川芳宏常務理事の司会進行で行われた。熊谷眞一代表幹事があいさつした後、後藤完司副代表幹事が下記のように会務報告を行った。
1.平成28年度基調方針は2月4日と18日に政策室及び三役議長で骨子を
検討し、それに基づいて4月までにまとめ、常任幹事会の承認を経て通常
総会に諮る予定です。
2.第29回全国セミナーは4月14日(木)~15日(金)に岡山市で開催されます。
会員の皆様の沢山のご参加をお願い申し上げます。
3、 2015明るい山形MVP賞は既にご案内の通り、スパイバーの関山和秀氏に決定いたしました。その表彰式を2月10日(水)の例会会場で行います。当日は関山氏よりご講演をしていただくことになっておりますので、多くの方々にご出席いただければと思います。
4.当面の予定
2月4日(木) 平成28年度基調方針検討会議①(山形テレビ10:30~12:00)
2月10日(水) 常任幹事会(山形グランドホテル11:30~12:00)
2月10日(水)MVP賞表彰式例会(山形グランドホテル 12:00~14:00)
2月16日(火) 県政懇談会(山形グランドホテル 7:30~09:00)
2月18日(木) 平成28年度基調方針検討会議②(山形テレビ10:30~12:00)
3月1日(火) 提言の広場委員会(山形テレビ 10:30~12:00)
3月11日(金) 震災追悼シンポジウム(仙台市13:00)
4月14日(木)~15日(金) 第29回全国経済同友会セミナー(岡山)
このあと、東北観光推進機構の紺野純一専務理事が「東北観光の現状と今後の取組について」と題し講演した。この中で紺野氏は、海外からの観光客について震災後、東北だけが減り、韓国や中国からの観光客震災以前に戻っていない現状を指摘した。その上で「インバウンドを増やすにはドイツのメルヘン街道のような主軸になる観光ルートを東北全体で確立し発信していくことが重要である」と訴えた。また「東北には外国人が関心の高い自然や四季、歴史や文化体験の資源が豊富にある。仙台空港中心のゲートウエイにした観光ルートを開発し、東北が一体となって連携しながら受け皿づくりやプロモーションを進めることがインバウンドの増加につながる」と強調した。