第10回日本海沿岸地域経済同友会代表幹事サミット 

第10回日本海沿岸地域経済同友会代表幹事サミット

第10回日本海沿岸地域経済同友会代表幹事サミット

IMG_1859 (640x480) 第10回日本海沿岸地域経済同友会代表幹事サミットが10月26日、日本海の14道府県の代表幹事ら160人が出席して兵庫県城崎温泉で開かれた。日本海沿岸地域サミットは、日本海に面する道府県の代表幹事らが集い、日本海側の課題や振興策を論議するもので今回で10回目。サミットでは、兵庫、富山、北海道の代表者らが事例報告を行い、地元産業や人材を生かした観光づくり、女性のUターン促進策などについて報告した。豊岡市の中貝宗治市長は、城崎温泉や豊岡かばん、コウノトリなどの観光資源を紹介し「芸術文化の制作拠点を設けて海外から注目を集め、豊岡に暮らす魅力を高めている」と話した。自民党の石破茂元地方創生担当相が「真の地方創生とは」と題して講演した。この中で石破氏は「地方に活気があった時代は公共事業と企業誘致に支えられていたが、これからはそこにしかないものに目を向け、価値を見いだす姿勢が重要」と指摘した。さらに「やりっぱなしの行政と頼りっ放しの民間と無関心の市民が重なると地方創生は失敗する」と強調した。