3月11日の「追悼シンポジウム」の前日に代表幹事の意見交換会が仙台市で開催されました。第一基調講演を日本政策投資銀行の設備投資研究所長の薄井光裕氏が「東北地方の経済活性化と成長への課題」として行いました。東北地方では高齢化の問題が進行しているが、2040年には全国が同じ問題に直面する。日本全体の国力、魅力度を強化する事が必要であり、特区・クールジャパン・インバウンド・対日直接投資の成長戦略が必要であると主張しました。東北は海外人材の活用等で立ち遅れており、広域的な東北の魅力を早急にアピールする必要があると講演しました。第二の基調講演は宮城県知事村井嘉弘氏が「創造的な復興」を成し遂げ、東北・日本の未来へ貢献!!として、宮城県は「東北のエンジン」を目指している。仙台空港の民営化、ILC、医学部の新設、ものづくりの拠点を目指すと講演しました。農林水産特区の「桃浦漁港」や「養液栽培」の進展状況と可能性を報告しました。またITを活用した、プライベートクラウドや災害に強いまちづくりをめざし、来年の3月には第3回の世界防災会議を仙台市で開催する事が決定したと講演いたしました。