山形経済同友会1月例会

山形経済同友会の1月例会が20日(水)に山形グランドホテルで開かれた。例会には会員ら60人が出席し、鈴木代表幹事があいさつしたあと、晋道専務理事が次のように会務報告を行った。

令和3年度の基調方針につきましては、2月2日と16日に政策室及び三役･議長で骨子を検討し、それに基づいて4月までに基調方針案をまとめ、常任幹事会の承認を経て通常総会に諮る予定です。創立50周年の年度でもありますので皆様から忌憚のないご意見をいただきたいと思っております。

2020明るい山形MVP賞は既にご案内の通り「山形大学医学部東日本重粒子センター完成」に決定いたしました。その表彰式を2月25日(木)の例会会場にて行います。当日は重粒子センター根本建二センター長に講演をしていただく予定でございます。

当面の予定

2月2日(火) 令和３年度基調方針検討会議①（山形テレビ10:30～12:00）

2月16日(火) 令和３年度基調方針検討会議②（山形テレビ10:30～12:00）

2月25日(木) 常任幹事会（山形グランドホテル10:00～10:30）

2月25日(木) ＭＶＰ賞表彰式例会（山形グランドホテル10:30～12:00）

3月 4日(木) 提言の広場委員会（山形テレビ10:30～12:00）

3月18日(木) 常任幹事会（山形グランドホテル11:30～12:00）

3月18日(木) 例会（山形グランドホテル12:00～14:00）

5月20日(木) 常任幹事会（山形グランドホテル15:00～15:30）

5月20日(木)  通常総会・講演会（山形グランドホテル15:30～17:45）

5月20日(木)  通常総会懇親会（山形グランドホテル18:00～19:30）

このあと日本銀行山形事務所の市川恒夫事務所長が「山形の現状と展望」と題して講演した。このなかで市川氏は、日銀の企業短期経済観測調査（短観）の結果を紹介した。県内総生産の約3割を占める製造業を中心に持ち直しの動きがある。新卒の採用計画は全国的に控える傾向にあるが、本県は前年の採用を上回る企業が多く、雇用面での明るい材料になっている。続けて、本県が業歴100年以上の老舗企業が京都に次いで2番目に多い点に触れ、「直近の100年でも戦争や多くの経済危機、風水害を乗り越えてきているということ。変化する、時代に合わせる意識が山形に根付いているのではないか」と指摘した。