山形経済同友会の令和4年度通常総会が5月17日に山形グランドホテルで開かれた。総会では鈴木隆一代表幹事が、「長引く新型コロナ禍に加え、サプライチェーンの混乱拡大などで企業の経営環境が急激変化への対応が求められる一方、デジタル&グリーンイノベーションやSDGs経営や働き甲斐改革の対応など企業にとって中長期的な課題がある。県内企業のこうした課題への支援や、私たちの住む地域が持続可能で、誇りある山形となるための発言や行動も山形経済同友会に求められている。これからの山形経済同友会が、どうあるべきか、その新しい山形経済同友会のため慎重審議をお願いする」とあいさつした。令和3年度の事業報告と収支決算報告・監査報告が承認、そのあと組織の改正に伴い規約の変更が提案され、改正のポイント1.「複数代表幹事制」2.「副代表幹事5人が8つの委員会を担当する」3.「専務理事・常務理事を廃止」4.「2つの会議を企画調査運営会議に統一する」5.「2つの委員会の名称変更」を提案し審議、承認された。任期満了に伴う役員改選人事では、代表幹事は3人体制となり鈴木隆一でん六社長は再任、武田良和ジョイン社長と前田直之前田製管社長が新任、副代表幹事は榊原憲二ミクロン精密社長が再任、新しく本間弘本間利雄設計事務所社長、井上弓子高島電機会長兼社長、横沢善則山形テレビ社長、加藤聡加藤総業社長を選任した。このあと今年度の基調方針案や事業計画案が満場一致で承認された。基調方針では、~新たな50年に向けて 共感・共創で誇りある山形を実現~をテーマに、重点課題として「若者を山形に引きつける」「デジタル&グリーンイノベーションの加速」「SDGs経営の推進」の3項目を掲げた。令和4年度の事業計画では、昨年12月で2600回を超えたテレビ番組「提言の広場」の放送や「未来かがやくやまがた景観賞」「第34回明るい山形MVP賞」を継続して実施していくことを決めた。総会に続き、山形大学教授 吉田司氏が「カーボンニュートラル社会実現への背景と課題」と題して講演した。
当面の予定
5月30日(月) 地域振興委員会 (山形テレビからハイブリッド 11:00~12:00)
5月31日(火) 提言の広場委員会 (山形テレビ 10:30~12:00)
6月27日(月) 常任幹事会 (山形グランドホテル10:00~10:30)
6月27日(月) 例会 (山形グランドホテル10:30~12:00)
6月28日(火) 未来かがやくやまがた景観賞委員会 (山形テレビ10:30~)
7月 7日(木) 景観賞協力要請(村山総合支庁、置賜総合支庁)
7月 8日(金) 景観賞協力要請(最上総合支庁、庄内総合支庁)
10月15日(土) チャリティーゴルフ (蔵王カントリークラブ)
10月21日(金)~22日(土) 東北・北海道ブロック会議 (仙台市)
11月24日(木)~25日(金) 日本海沿岸地域代表幹事サミット (鳥取市)