交流レセプションの歓迎挨拶は鈴木隆一副代表幹事が行いました。
日本海沿岸地域経済同友会代表幹事サミットでの大変長時間にわたります会議、また菊地先生と上坂先生の有意義なご講演をいただき、誠に有難うございました。
本日は主賓として山形県知事吉村美栄子様、山形市長市川昭男様、ご多忙の中、ご臨席いただきまして誠に有難うございます。
さて、山形県人の気質について「野暮で誠実」と評したのは、評論家の大宅壮一氏でした。粘り強く努力して、言われたことは素直に実行する。しかしながら冗談も通じないほど、真面目で、まずは顔を覚えてもらう処から商売が始まるというものです。それを裏付けるように、山形県は百年以上の老舗企業排出率が京都府に次いで全国2位となっており、一度信頼いたしますと徹底的に付き合うという特長があります。
また、女性は、「おしん」で知られるように、辛抱強くて働き者のイメージがあります。
山形県は平成17年の調査では、25~34歳の女性就業率が全国1位でした、平成22年の調査では島根、鳥取に逆転されて全国3位ですが、いずれにしても上位にある事は間違いありません。
概して、今日、お集まりの日本海側の道府県の女性の就業率が高いようであります。
さて、山形の名物といえば「さくらんぼ」、全国一の生産量を誇りまして、まさに今が旬でございます。「日本一のさくらんぼ県」をアピールするために、吉村県知事自ら、情報発信のため、さくらんぼの被り物を着用して、大変な反響と話題を巻き起こしました。県内各地の市長さんもこれに刺激されまして、鶴岡市の市長さんは「だだちゃ豆」を村山市の市長さんは「バラの花」を被りました。やはり「さくらんぼ」が一番、山形に似合うと思っております。是非、この機会に「佐藤錦」のおいしさを満喫していっていただきたいと思います。
また、大会のお土産といたしまして、山形県のお米「つや姫」を資料と共に入れさせていただきました。デビュー4年目を迎えた「つや姫」は「白さ」「つや」「甘み」が特長で、冷めても美味しいと、山形が誇るお米として注目されております。私たち山形経済同友会の会員も全員が「つや姫大使」として一生懸命PRさせていただいております。
人間関係重視型の山形県でございますので、この懇親会で大いに盛り上がって、絆を深めていただくことを祈念いたしまして、歓迎の挨拶とさせていただきます。