山形経済同友会の年忘れ例会が12月3日、山形グランドホテルで開かれ、会員ら48人が出席、鈴木隆一代表幹事が今年一年の出来事や活動を振り返り、11月の移動例会など紹介し「過去・現在・未来を旅するような移動例会だった。国の重要文化財の旧米沢高等工業学校本館で米沢の過去の産業に触れ、近賢織物では米沢の現在を代表する伝統の米沢織、そして山形大学有機エレクトロニクスイノベーションセンターと未来ハウスでは最新の産学連携の取り組みや技術・未来を感じることが出来、キーパーソンの方から熱意ある説明を聞ながら現場で実物を見て触れて、そして感動することの価値を改めて強く実感した。明るい未来・活気ある明るい事業所は、明るく活気ある経営者と社員が作るものだ。陶芸家の河井寛次郎氏の「一人光る。みな光る。何も彼も光る。」の言葉が好きだ。一人が未来を決めるのではなく、一人一人の活力が未来をつくるのもだと思う。山形経済同友会は大きな希望を抱いて前進してまいりましょう」とあいさつした。続いて、吉村美栄子県知事と佐藤孝弘山形市長が祝辞を述べ、県経営者協会の寒河江浩二会長の音頭で乾杯したあと、やまがた舞子の舞が披露され、和やかに懇談した。