山形経済同友会の「2024明るい山形MVP賞」の表彰式が2月19日、山形グランドホテルで行われ、山形市出身でパリオリンピック レスリング女子最重量級 金メダリストの鏡優翔選手に表彰状と副賞の目録が贈られた。受賞の対象となったのは「山形県勢では68年ぶりとなる五輪で金メダル獲得」で、県民に力強い元気と勇気を与えてくれたと評価された。前田直之代表幹事は「昨年のパリオリンピックで鏡選手の金メダルを観た瞬間、MVP賞と思った方もいたと思うが、山形を明るくしてくれた。東京の経済同友会代表幹事の新浪さんは鏡さんが所属するサントリーの社長なのでご縁を感じる。本日お越し頂いて感謝申し上げる」とあいさつ、鏡選手は、「素晴らしい賞に私を選んでくれてありがとう。山形はご飯が美味しいし山形の方々も温かいし、山形が大好き。レスリングを通していろんな方に笑顔を届けられるように頑張りたいので応援よろしくお願いします」と謝辞を述べた。このあと鏡選手が、「史上最も環境に考慮した大会を目指したパリオリンピックの実際」と題して、レスリングを始めたきっかけ、山形でのインターハイから3連覇や五輪金メダルに至る競技人生と経験から感じた環境(SDGs)について講演した。