全国セミナー基調講演 東京大学大学院教授 伊藤元重氏 

ph001全国セミナー初日の基調講演は東京大学大学院教授伊藤元重氏が行いました。日本経済は大きな転機にさしかかっている。アベノミクスでデフレ脱却には道筋がついたが、急激な高齢化、厳しい財政運営、グローバル化への対応など、日本経済が抱える課題は重い。3本目の矢の成長戦略は民間の投資を喚起するのが狙いである。需要を喚起するデマンド政策のうち、即効性に優れるデマンドサイドの主役は民間経済だ。日本の企業も金融機関も次の投資に向けた準備はできている。リスクを取り、前に出ていくマインドを経営者に持ってもらえるのかが、経済活性化の最大のポイントと考える。東京五輪、訪日観光客の増加などは格好の機会となりうる。また電力システムの改革なども良い影響を与えるだろう。経済のグローバル化は地域経済にも影響と機会を与える。沖縄から香港への輸出などローカル間の動きが活発になっている。経済同友会のメンバーが日本や地域の未来について活発な論議が行い、そこから素晴らしいアイデアが出てくることを大いに期待したいと講演いたしました。この全国セミナーの模様は5月3日(土)7:30~の「提言の広場」で放送されます。