山形経済同友会の9月例会が10日(木)に山形グランドホテルで開かれた。例会には会員ら60人が出席し、鈴木代表幹事があいさつしたあと、晋道専務理事が次のように会務報告を行った。
第3回「未来かがやくやまがた景観賞」は、先月31日に1か月間の応募を締め切りました。その結果、庄内14点、最上9点、村山9点、置賜7点の計39点の作品が寄せられました。新型コロナの影響で祭りやイベントが相次いで中止になっていることを考えますと、例年以上に多くの作品が寄せられたものと思っているところです。なお、一次審査会は9月16日、最終選考会は10月13日、そして11月16日に表彰式・祝賀会の予定になっております。作品の応募にご協力いただいた会員の皆様に感謝申し上げます。
当面の予定
9月16日(水)「未来かがやくやまがた景観賞」一次審査会 (山形グランドホテル12:00~14:30)
10月7日(水) 常任幹事会 (山形グランドホテル11:30~12:00)
10月7日(水) 例会(山形グランドホテル12:00~14:00)
10月13日(火)「未来かがやくやまがた景観賞」プレゼン・最終選考会 (山形グランドホテル 14:00~ )
11月12日(木) 常任幹事会 (山形グランドホテル11:30~12:00)
11月12日(木) 例会(山形グランドホテル12:00~14:00)
11月16日(月)「未来かがやくやまがた景観賞」表彰式・祝賀会 (山形グランドホテル17:00~)
12月3日(木) 提言の広場委員会(山形テレビ10:30~12:00)
12月4日(金) 常任幹事会((山形グランドホテル17:30~18:00)
12月4日(金) 年忘れ例会(山形グランドホテル18:00~19:30)
このあと東北芸術工科大学企画構想学科の山縣弘忠准教授が「SDGs時代の企業のあり方」と題して講演した。山縣准教授は、地球温暖化やレアメタルをはじめとする資源の枯渇などの社会的課題を指摘した。その上で「今と未来の不平等をなくすのがSDGsで、そのキープレイヤーが企業だ」とし、企業にSDGsの取り組みが求められるのかを説明した。関連企業にも参加を求めるといった取引先の変化、環境問題などへの企業の社会貢献度を重視する世代が増える顧客の変化について指摘し「社会問題が巨大化しているということはニーズが巨大化しているというビジネスチャンスだ。地域や社会を変えられるのは企業で具体的な事業に取り組んでほしい」と強調した。