経済同友会 盛岡で東日本大震災追悼シンポジウム

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合唱する不来方高校音楽部員
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東日本大震災追悼シンポジウム基調セッション

経済同友会の東日本大震災追悼シンポジウム11日、盛岡市の盛岡グランドホテルで会員ら約260人が参加して開かれた。基調セッションでは「今後の復興に向けた官民の役割・連携について」をテーマに被災3県の経済同友会の代表らが意見を交わした。この中で復興庁の岡本全勝統括官は、被災地の復興の現状について「損壊した企業の施設や設備の復旧は進んでいるものの水産・食品加工業などで売上げが回復していない。被災地の中小企業では人材や担い手が不足している」と指摘した。また岩手経済同友会の高橋真裕代表幹事(岩手銀行会長)は、首都圏などの有力企業には人脈や経験が豊富な人材多く、被災地の経済活性化に生かすことができるのでは」と述べた。仙台経済同友会の大山健太郎代表幹事(アイリスオーヤマ社長)は「最大の課題は被災地の人口流出で補助金で企業の再建は進んだが、人材不足で苦しんでいる」と語った。福島経済同友会の浅倉俊一代表幹事(ダイユーエイト)は「原発事故に伴う避難者の問題が大きく帰還した人だけでまちづくりは可能か」と指摘した。基調セッションの後の追悼式典では、全員で犠牲者に黙とうをささげたあと、不来方高校音楽部の生徒が「上を向いて歩こう」や「故郷」などの美しい歌声を披露した。このあと「原子力災害からの復興」「新たな雇用機会の創出」「今後のまちづくりの課題と展望」の3つの分科会で意見を交わした。