経済同友会東北ブロック会議 青森市で開催

第39回経済同友会東北ブロック会議 青森市
第39回経済同友会東北ブロック会議 青森市
広域連携について意見を交わしたパネルディスカッション
広域連携について意見を交わしたパネルディスカッション

第39回経済同友会東北ブロック会議が東北6県と新潟の経済同友会の会員ら220人が参加して青森市で開かれた。ブロック会議は2015年度末の北海道新幹線開業を控え、「インバウンドや国内旅行での道南を含めた広域観光連携」がテーマで、講演やパネルディスカッションを通して論議を深めた。パネルディスカッションでは、日本航空の大西賢会長、JR東日本の深澤祐二副社長、JTBの田川博己会長がパネリストとしてインバウンドや道南地域との連携などについて持論を展開した。この中で大西会長は東北地方が食材が豊富な点について触れ「食を生かした観光振興を行なえば他県に勝てる」と述べた。また、深澤氏は「新幹線が通ると素通りされてしまうという声が聞かれるが、北陸新幹線開業後に長野駅は客が増えている。地元の取り組み次第では、新幹線が伸びる効果が出せる」と強調した。田川氏は「海外では北海道に比べ東北の知名度は低い。観光の素地はあるのでインバウンド対策として『東北』以外の新たな統一ブランドで売り出すことも考えては」と提案した。講演では、国土交通省の篠原康弘鉄道局次長、工藤壽樹函館市長が、北海道新幹線開業と観光の広域連携や東北6県と一体的な周遊観光としてのルートづくりについて述べた。