山形経済同友会の7月例会が15日、山形グランドホテルで開かれた。例会には、会員ら50人が出席し、鈴木隆一代表幹事が、今は嵐の中で懸命に船を操る船長の心境のように思っていて、私たち経営者の任務としては経済の嵐から事業所を守ることだが、こうした短期的な任務だけでなく、中長期の経営課題に果敢に挑戦して船を目的地に到着させることでなはいかと思う。中長期の課題、例えば人口減少に伴う市場規模の縮小、労働力不足への対応、異常気象の激化に備えた安定確保、健康経営働き方改革の取り組みなど様々。最後に先週の金曜日に亡くなられた安倍信三元総理の生前の言葉を紹介、「次の50年、100年の時代の荒波に耐えうる、新たな国家像を描いていくことこそ私の使命であります」という言葉だ。立場こそ違え、私たち経営者、そして経済同友会が姿勢を正し肝に銘ずべきことだと感じると、あいさつ。そのあと、横沢善則副代表幹事が、役員人事について、提言の広場副委員長に、佐藤英司氏、企画調査運営会議副議長に、清野寿啓氏が就任したことを報告、そして景観賞委員会が6月28日に開催され、第5回「未来かがやくやまがた景観賞」の実施要綱が決定した。作品の募集期間は8月1日から1か月間で、県内4つの総合支庁や市町村に募集の働きかけを積極的に行うが、なお、多くの作品が寄せられるよう、会員の皆様の作品のご推薦も合わせてお願いすると会務報告を行った。
当面の予定
7月26日(火) 県政懇談会 ※第1班 弥生会 (山形グランドホテル 7:30~)
8月 1日(月) 県政懇談会委員会 (オンライン13:00~)
8月 4日(木) 常任幹事会 (四山楼17:30~)
8月 4日(木) 納涼例会 (四山楼18:00~)
8月29日(月) 地域振興委員会 (ハイブリッド16:00~)
8月30日(火) 提言の広場委員会 (山形テレビ10:30~)
9月 1日(月) 常任幹事会 (山形グランドホテル10:00~10:30)
9月 1日(月) 例会 (山形グランドホテル10:30~12:00)
9月8日(木)~9日(金) 全国事務局長会議 (盛岡市)
9月28日(火) 「未来かがやくやまがた景観賞」一次審査会(山形グランドホテル)
9月30日(金)~10月1日(土) 東北・北海道ブロック事務局長会議 (仙台市)
10月12日(水) 「未来かがやくやまがた景観賞」プレゼン・最終選考会
(山形グランドホテル 14:00~ )
10月15日(土) チャリティーゴルフ (蔵王カントリークラブ)
10月21日(金)~22日(土) 東北・北海道ブロック会議 (仙台市)
10月25日(火) 常任幹事会 (酒田市)
10月25日(火) 移動例会 (酒田市)
11月15日(火) 「未来かがやくやまがた景観賞」表彰式・祝賀会
(山形グランドホテル17:00~)
11月24日(木)~25日(金) 日本海沿岸地域代表幹事サミット (鳥取市)
12月 5日(月) 全国代表幹事円卓会議 (群馬高崎)
その後、東北農林専門職大学(仮称) 学長予定者で山形県農林水産部専門職大学整備推進監の神山 修氏から「農業・森林業をめぐる現状・課題と東北農林専門職大学(仮称)の設置について」と題して講演。本県の農業・森林業の現状から2024年4月の開学を目指す大学の設置の趣旨及び必要性を説明し、地域の課題解決に大学を活用して、若者の地域への定着には地元の方々の盛大な歓迎ムードが不可欠で、地域の方々をはじめ関係者や経済界からも様々なアイデアと積極的な交流活動を期待すると語った。