11月例会報告 平成26年11月11日
山形経済同友会11月例会は11日(火)に山形グランドホテルで石川芳宏常務理事の司会進行で開催されました。熊谷代表幹事は10月の代表幹事円卓会議で次年度の全国セミナーが4月16日~17日に北陸新幹線が開業する金沢市で「戦後70年。地域活性化で日本の再生を。」をテーマに開催されることを報告いたしました。また、福島県の被災地視察に触れ、「川内町」や「富岡町」の現状と自治体の長の復興にかける熱意に感動したと挨拶しました。事務局の小関事務局長が12月の例会で退任する旨の挨拶を行い、後任の土田和男事務局長代理が新任の挨拶を行いました。
後藤副代表幹事
1.代表幹事円卓会議が郡山市で開催され、2015年度の金沢市での全国セミナーの開.催が4月16日(木)~17日(金)に「戦後70年。地域活性化で日本の再生へ。」をテーマに実施することが承認されました。その後の大会開催予定は岡山―仙台―宇都宮―新潟となっております。
2.第7回「地域づくりのやまがた景観賞」は20日に山形グランドホテルで表彰式・祝賀会が行われます。沢山の会員のご出席をお願い申し上げます。
3.早いもので、「明るい山形MVP賞」の季節が近づいてまいりました 27日に候補選定委員会を開催して皆さまに投票依頼案内を差し上げたいと思います
ご協力宜しくお願いいたします
4.当面の予定について
11月20日(木) 第7回地域づくりのやまがた景観賞表彰式・祝賀会
(山形グランドホテル 17:00~19:30)
11月27日(木) 明るい山形MVP賞候補選定委員会
(山形テレビ10:30~12:00)
12月2日(火) 提言の広場委員会(山形テレビ10:30~12:00)
12月5日(金) 年忘れ例会 (山形グランドホテル18:00~19:30)
1月14日(水) 例会(山形グランドホテル12:00~14:00)
2月の例会は「MVP賞」の表彰式を兼ねますので、中旬を
予定しております。
講師例会では山形大学人文学部立松潔教授が「人口減少と山形県経済」と題して講演いたしました。若年女性の人口が2040年に、今よりも5割以上減少する自治体を「消滅可能性都市」としたが、山形県では8割の自治体が該当する深刻な状況になっている。立松教授は山形県の事例は、特に高校卒業時の進学や大学卒業時の就職の時に、大都市圏への人口流出が大きく、その結果、加速度的に人口減少が生じる事態となっていると指摘しました。日本創生会議の「地方元気戦略」には2025年に希望出生率1.8を実現することを盛り込み、人口維持水準の出生率2.1を目指すとしています。また地方の雇用の創出対策として①若者に魅力のある地域拠点都市を中核としたコンパクトな拠点とネットワークの形成②地域経済を支える基盤づくり③農林水産業の再生を掲げています。しかしながら地方の地域経済圏は内需型のローカル経済圏に依存しており、製造業の様に人口に依存しないものづくり産業が重要になってくる。また、円安を活かしたインバウンド観光の復活もポイントになると講演いたしました。 以上