山形経済同友会7月例会が7月10日(火)に山形グランドホテルで開かれた。例会には会員らおよそ50人が出席し、鈴木代表幹事があいさつしたあと、新会員の東北電力の藤原正雄執行役員山形支店長が自己紹介をした。このあと大場専務理事が下記の様に会務報告を行った。
7月4日に景観賞委員会が開かれまして、景観賞の実施要綱案について協議いたしました。景観賞のネーミングつきましては5年、あるいは10年の区切りで変えてきた経緯もありますことから検討しました結果「未来かがやくやまがた景観賞」に決まりました。先ほどの常任幹事会で報告し了承されております。
作品の募集期間は8月1日からになっております。積極的に自治体に募集の働きかけを行ってまいりますが、なお多くの作品が寄せられますよう、会員の皆様の作品のご推薦も合わせてお願いいたします。
当面の予定
7月12日(木) 景観賞募集協力要請(最上、庄内、村山総合支庁)
7月17日(火) 景観賞募集協力要請(置賜総合支庁)
7月19日(木)~20日(金) 経済同友会東北ブロック会議(長岡市)
7月30日(月)~31日(火) 北日本1道7県代表幹事意見交換会(青森市)
8月 3日(金) 常任幹事会(四山楼17:30~18:00)
8月 3日(金) 納涼例会(四山楼18:00~19:30)
9月 5日(水) 提言の広場委員会(山形テレビ10:30~12:00)
9月 13日(木)~14日(金) 全国経済同友会事務局会議 (盛岡市)
9月 20日(木) 常任幹事会(山形グランドホテル11:30~12:00)
9月 20日(木) 例会(山形グランドホテル 12:00~14:00)
9月22日(土) チャリティゴルフコンペ(蔵王カントリー倶楽部)
9月27日(木) 「未来かがやくやまがた景観賞」一次審査会 (山形グランドホテル12:00~14:30)
10月18日(木) 常任幹事会(山形グランドホテル11:30~12:00)
10月 18日(木)例会(山形グランドホテル 12:00~14:00)
10月22日(月)「未来かがやくやまがた景観賞」プレゼン・最終選考会 (山形グランドホテル 14:00~ )
11月8日(木)~9日(金) 日本海沿岸地域代表幹事サミット(福井市)
11月12日(月)~13日(火) 経済同友会代表幹事円卓会議(米子市)
11月21日(水)「未来かがやくやまがた景観賞」表彰式・祝賀会 (山形グランドホテル17:00~)
このあと、東北芸術工科大学の中山ダイスケ学長が「芸術大学のある山形(まち)」と題して講演した。中山学長はまず、学生の7割が東北出身で、本県出身は2割という現状について「もっと山形に大学をアピールしていきたい」と話した。そしてコミュニティデザイン学科や企画構造学科などの特徴的コースで2017年の就職内定率が95.9%となったことなどを紹介した。また大学が地域の課題解決に取り組んでいる例を挙げ、学生や卒業生が空きビルや書店、営業をやめた旅館のリノベーションを手がけたことなどを説明した。中山学長は「空き家が多い七日町からすずらん通りにかけて違う大学の学生が交ざって住める寮を将来的に700室ほどつくりたい。若い人が住めばそこに文化が生まれる」と語った。