山形経済同友会7月例会

山形経済同友会7月例会が19日(金)に山形グランドホテルで開かれた。開催前の昼食時に山形すっぽこ再興推進室のメンバーから郷土料理「すっぽこ」の試食が配られ、伊藤一之室長から「すっぽこ」の歴史・ストーリー・味など説明があり、山形にしかない新しい価値になるとし、再興させると紹介した。
例会には会員ら50名が出席し、武田良和代表幹事のあいさつのあと、サステナブル委員会報告として、東北電力山形支店 副支店長 加納正明氏から再生可能エネルギーと原子力発電の最大限の活用に向けた取り組みについて講話をいただいた。

山形すっぽこ再興推進室のメンバー
郷土料理「すっぽこ」の試食
あいさつする武田良和代表幹事

このあと、山形市保健所 保健医療次監兼保健所副所長の加藤裕一氏から「職場で気をつけたい感染症―新型コロナウイルス感染症から学んだことー」と題して講演した。これまでの山形市の感染状況を分析し、新型コロナウイルス感染症から学んだことは「正しく恐れること」と示し、手指衛生、換気、マスクの適宜着用及びワクチン接種で、家庭内感染はそのまま職場感染につながり、流行を踏まえた事業継続計画(BCP)が大事と説明した。

講演する山形市保健所 保健医療次監兼保健所副所長の加藤裕一氏