葛根田地熱発電所

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7月30日に盛岡市で東北ブロック事務局長会議が開催されました。9月25日~26日の東北ブロック大会のテーマを「人口減少社会と新たなる東北の創造」と「国際リニアコライダーと東北の未来」に決定いたしました。また、新たなる東北の創造に向けて、共同アピールを行いたいので、意見の集約を図っていく事にいたしました。翌日は東北電力のご厚意で、通常は見学を受け入れていない「葛根田地熱発電所」を視察いたしました。日本の地熱発電の半分は東北に集中しており、エネルギー資源の宝庫となっております。岩手県雫石町の葛根田地熱発電所は1号機が昭和53年、2号機が平成15年に稼働しており、合わせて8万キロワットの出力があります。地中深くにある「地熱貯留槽」から井戸で蒸気をくみ出し、蒸気の力でタービンを回して電気をつくります。蒸気タービンで仕事を終えた低温の蒸気は復水器で凝縮されて水になり、還元井で再び地中に戻されます。取り出した蒸気でタービンを回しますので、シンプルな構造になっています。井戸の深さは地下2kmに及びます。