震災復興部会 いわき市懇談会

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本年度初となる「震災復興部会」はいわき市で開催されました。清水敏男市長がいわき市の抱える課題は「医・職・住」であると話しました。いわき市の面積は東京23区の2倍、海岸線も60kmに及ぶ広大さで、東日本大震災では455名の死亡者を出した。①医療の問題 震災以前からの医師不足が、原子力災害の影響で、より深刻化また、避難者受け入れに伴い、患者数が増加しどの医院も混雑が顕著である。②職 有効求人倍率は1.52倍(26年3月)保安・建設・サービスが圧倒的に高いが、復興期以降の産業振興が重要③住宅 賃貸物件は借り上げ入居(6,000人)や作業員の受け入れで空き物件が皆無。双葉郡の避難者が移住を決意して、土地が高騰、宅地を増やすために調整区域の見直しを進めている。

双葉郡の避難者が23,000人以上居住している、いわき市の災害避難者住宅1,500戸はめどが立ち、順次入居中であるが、双葉郡用の1,700戸がなかなかめどが立たない。住民票も移していないので、税金が取れない中で、行政サービスは提供しなくてはならない。国からの補助は一部あるものの、これだけ長期化していれば二重住民票も検討していただきたい。中長期雇用では「洋上風力発電」や「廃炉ビジネス」に大きな可能性を感じている。