山形経済同友会10月例会

Exif_JPEG_PICTURE山形経済同友会の10月例会は15日(水)に山形グランドホテルで岡企画広報委員長の司会進行で開催されました。熊谷眞一代表幹事は、盛岡市で開催された経済同友会東北ブロック大会について、増田寛也氏の「人口急減社会と新たなる東北の創造」の基調講演があり、山形県の鶴岡のバイオや米沢の有機ELの特長ある産業集積には期待が持てる。東北地区は若い男性はいるが、若い女性が少ない、市町村の人口動態に合わせた自治体個別の処方箋が必要だと話しました。後藤完司副代表幹事が会務報告を行い、講師例会は東北未来創造イニシアティブ・東北大学大学院経済学研究科大滝精一教授が「産業振興と地域のイノベーション」と題して、講演いたしました。

後藤副代表幹事

  1. 第38回経済同友会東北ブロック会議が盛岡市で会員200名が参加して行われました。当会からは8名の参加となりました。来年は7月中旬に青森市で開催される予定になっております。
  2. いのちの電話チャリティゴルフコンペは9月27日、蔵王カントリー倶楽部で行われました。9名の参加をいただき、チャリティ募金は12,000円が寄せられました。なお、優勝は三浦板金製作所の三浦会長、準優勝はナイガイの米本会長でした。第3位がエムテックスマツムラの松村会長でした。歳末にいのちの電話に寄贈いたします。
  3. 第7回地域づくりのやまがた景観賞1次審査の結果につきましては、既に皆様にご案内をしております。  5点が10月31日の最終選考会に臨みます。最終選考会では推薦者のプレゼンテーションがあり、その後それぞれの映像を見て審査いたします。山形県知事賞1点、山形経済同友会賞1点、その他任意で山形経済同友会奨励賞を選びます。表彰式及び祝賀会は、11月20日(木)です。
  4. 当面の予定です。10月20日(月)~21日(火)代表幹事円卓会議(郡山市)10月31日(金)   「地域づくりのやまがた景観賞」プレゼン・最終選考会        (山形グランドホテル 14:00~     )

    11月5日(水)~6日(木)震災復興部会宮城県会合(仙台市・岩沼市)

    11月11日(火) 例会(山形グランドホテル 12:00~14:00)

    11月20日(木)「地域づくりのやまがた景観賞」表彰式・祝賀会  (山形グランドホテル 17:00~  )

    11月27日(木) MVP賞候補選定委員会 (山形テレビ10:30~ )

    12月2日(火)   提言の広場委員会 (山形テレビ 10:30~ )

    12月5日(金)  年忘れ例会(山形グランドホテル 18:00~ )

    大滝精一教授は大量生産・大量消費の中進国モデルは1985年頃に終わっている。今は成熟国モデルが求められ、「モノからコトへの転換」新たな価値の実感・共感や交流が求められている。ローカルアベノミクスは起業の促進、資金調達の多様化、「プレミア地域ブランド」など、特に戦略的な市場作りの医療や環境・また、地域の資源発掘の「オール東北」の情報発信が求められる。東北未来創造イニシアティブは経済同友会の協力を得て、被災地の人材育成に力を入れており、被災地の復興具現化を目指していると講演いたしました。                         以上

     

第38回経済同友会東北ブロック大会共同アピール

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「人口急減社会と新たなる東北の創造に向けて」共同アピール

                      平成26年9月25日

経済同友会東北ブッロク会議

青森経済同友会

(一社)秋田経済同友会

山形経済同友会

新潟経済同友会

福島経済同友会

仙台経済同友会

(一社)岩手経済同友会

第38回経済同友会東北ブロック会議は、「人口急減社会と新たなる東北の創造」を総合テーマに開催した。日本創成会議が試算・公表した「人口減少による地方消滅」の危機。特にその現象が顕著と見られるのが東北である。

人口減少問題を直視し、新たな東北を創造するために、ここに共同アピールを提起し、より主体的に地域経済の発展に取り組んでいくものとする。

 

 

1 東日本大震災の早期復興に全力を挙げる

東日本大震災発生から3年半が過ぎたが復興は道半ばである。マンパワー不足、資材の高騰、国における復興集中期間以降の財源の確保など課題も多い。

また、真の復興のためには、被災地域での生業づくりが強く求められている。このため、国に対しては、震災復興の継続的な予算措置と適正な執行、福島原発事故に関わる強いリーダーシップを求めるとともに、我々会員も、引き続き地域の再生、地域の経済活性化に向けて積極的にかかわり、震災の復興に全力を挙げて取り組んでいく。

 

2 少子化対策強化と東京一極集中是正の抜本策求める

「日本創成会議」は、将来、人口の減少により消滅の危機に直面するであろう市町村について試算を公表した。まさに、この問題に対する抜本的な対策が必要との警鐘を鳴らしたところである。

人口の急激な減少は、地域社会の衰退を招くことであり、経済の低迷や縮小、社会保障制度への悪影響など様々な問題を抱えることになる。これまでも少子化対策など様々な対策は取られてきたが、状況はより深刻で、さらに強い施策と迅速な実践が求められている。

このため、国、地方自治体に対して、関係機関が一体となって少子化対策に取り組むとともに、東京一極集中の是正にも並行して取り組むなど、次世代を見据えた施策を強力に押し進めるよう求めていく。

3.人口減少問題に東北ブッロクで連携した取り組みを

地域の人口減少問題については、東北ブロックの各経済同友会においても、これにどのように係わっていくのか重要な課題になっている。そのため、今後、東北ブロックにおける経済同友会相互の情報交換を活発に行いながら、また、課題解決に向けた議論を通じて、人口減少問題の解決に向けた一層の連携を図っていく。

 

4.地方の豊かさを実感できる日本に変える

東北は良質で豊富な食糧生産とともに豊かな森林資源や水産資源にも恵まれた地域である。また東北各地には、伝統産業から先端産業まで幅広い分野の産業が展開しており、それを真面目で粘り強い東北人が支えている。まさに、東北は、エネルギーの供給を含め、首都圏のバックアップエリアと呼んで良い地域になっている。この特色ある東北を、より「地方の豊かさを実感できる」地域にしていくことが、今後の日本の地方創生の方向を指し示すものとなると考える。このため、我々は、東北の豊かさ、魅力を一層高め発信するとともに、国に対しては、地域の特性に合った重層的で多様性ある施策の展開を求めていく。

 

5.東北の未来を築く国際リニアコライダー(ILC

日本初の大型国際プロジェクトとして国際リニアコライダー(ILC)が東北に実現すれば、東北が世界最先端加速器研究拠点となり、我が国が標ぼうする「科学技術創造立国」を実現するとともに、先端技術の集積により、地域産業の技術の高度化や雇用創出など地域経済に大きく寄与するものと考える。また、定住・交流人口の増加による効果や、国際観光の振興など、東北の復興とともに、東北の明るい未来を切り拓くものとして期待される。このため、ILCの東北地域への実現のために、東北ブロックの経済同友会として東北全体、そして全国に向けた気運の醸成を図っていく。

 

                                以上