代表幹事サミット基調講演

Exif_JPEG_PICTURE第7回日本海沿岸地域経済同友会代表幹事サミットの基調講演では東北文教大学短期大学部の菊地和博教授が「やまがたと最上川文化」の演題で、江戸時代から物質輸送の役割を担った最上川の舟運事情を解説いたしました。山形から全国に発信された紅花や青苧、そして民間米として活用された庄内米や帰り荷の雛文化や食文化が今の山形に定着していった素地を解説いたしました。県土整備部長の上坂克巳氏は「やまがたの湊 酒田港の可能性」として東日本大震災時の物流の代替機能を果たした酒田港の重要性と順調にコンテナ数が伸びており、アジア物流への日本海側の優位性を解説いたしました。また、米の輸出に必要な燻蒸倉庫を持っている事、重要性が増していく「リサイクルポート機能」について説明いたしました。

第7回日本海沿岸地域経済同友会代表幹事サミット

?????????????????第7回日本海沿岸地域経済同友会代表幹事サミットは7月2日に山形市のやまがたグランドホテルで開催されました。全国14の参加経済同友会から120名が出席して行われました。その席上で熊谷眞一代表幹事は、酒田の本間家は江戸時代に、約3000haの農地を保有し、25万石の石高を誇る、日本一の大地主といわれました。酒田港を活用した庄内米の扱いでは、上方の米の相場に影響を与えたといわれております。三代目当主、本間光丘(みつおか)の精神は「徳を施し、徳を得る」であり、利益は公益に資するというものでした。庄内浜の美しい黒松の防砂林や日和山灯台の原型である常夜灯建設なども光丘(みつおか)の功績として、今に伝えられております。
今でも、「公益の祖」と尊敬され、酒田市にあります「東北公益文科大学」の名前の由来にもなっております。
先日の静岡市での全国セミナーでも「持続可能な発展をめざして」をテーマにいたしました。その中でも、利他の心・三方よしという、人と地域を大切にする経営が持続可能な発展の基礎であるという事を改めて、学ばせていただきました。
昨今、CSR(Corporate Social Responsibility)という言葉で「企業の社会的責任」が追求されておりますが、現代に先駆ける事、250年前に実践していた光丘(みつおか)の偉業に先人の偉大さと歴史を改めて感じております。
そして、地域文化を育んだ最上川と本県の関わりを紹介しながら、日本海沿岸地域の経済・文化交流が発展していく事が複数の交流軸の確保に重要であると挨拶いたしました。